カバーペディア
寝具や睡眠の大切さ。繊維、生地などの素材、オーダー実績など、役立つお話満載です。
枕カバーの洗う頻度|正しい洗い方
毎日使う枕カバー、どれくらいの頻度でお洗濯してますか?
枕カバーの素材や季節によって変えたほうが良いのかなど、ご紹介いたします。枕カバーの正しい取り扱い方法を知り、清潔で快適な睡眠環境を保ちましょう。
目次
目次
1.枕カバーの洗濯頻度はどのくらいが適切?季節や素材ごとの目安
枕カバーは、睡眠の質にも関わる大切なアイテムですが、定期的に洗濯をして清潔に保つことが必要不可欠です。適切な洗濯頻度を決めるには、汚れ具合や素材によって異なる可能性があるため、お使いの枕カバーに合った洗濯方法を選びましょう。
夏と冬、季節によって洗濯頻度は変わる?
枕カバーを洗う頻度の目安としては、週に1~2回程度とされています。夏と冬で洗濯頻度を変える必要はありません。夏に限らず冬も寝汗はかきますし、皮脂やフケで季節に関係なく日々汚れが付着します。
汚れ具合に応じて洗濯頻度を決める方法
枕カバーを洗う頻度の目安としては、週に1~2回程度とされています。しかし、化粧やワックスを落とさずに寝てしますと、思っている以上の汚れが枕カバーについてしまいます。その場合は、翌日に枕カバーを洗濯することをおすすめします。
素材によって洗濯頻度が異なる可能性がある?
枕カバーの素材によって洗濯頻度を変える必要はありません。通常と同じく、週に1~2回程度を目安に洗いましょう。ただし、汚れが目立つ場合やニオイが気になる場合は、頻繁に洗濯する必要があります。汚れが残ったままの枕カバーを使い続けると、ダニや雑菌が繁殖する原因にもなり、肌や頭皮の荒れを引き起こす恐れがあります。また、シルクなどデリケートな素材の場合は手洗いが必要な場合があります。
洗濯表示を確認して、適切な洗濯方法で洗う
枕カバーの素材などによって、最適な洗濯方法が変わってきます。お使いの枕カバーについている洗濯表示を確認して、適切な洗濯方法で洗いましょう。誤った方法で洗濯してしまうと、通常より生地の傷みがひどくなってしまったり、大きく縮んでしまう原因になりますので、注意して取り扱いましょう。
2.夏は特に注意!枕カバーの洗濯頻度と夏場のお手入れ方法
寝汗や皮脂が原因で洗濯頻度が増える?!
通常は夏場も週に1~2回の選択で問題ありません。しかし、夏場は寝汗や皮脂の分泌が増えるため、いつも以上にベタベタ感が増し、気持ち悪く感じる人もいるかと思います。汚れがいつもより目立つ場合や不快感を強く感じる場合は、毎日洗濯をする方が快適な睡眠をとることができます。
枕カバーを干す時の注意点
日差しが強い夏場に特に注意したいのが、天日干し。枕カバーの生地の素材によっては、天日干しをしてしまうと生地を傷めたり、色褪せが起きてしまいます。特に、綿やシルク、麻などの天然素材の生地は天日干しを避けて日陰で吊り干しをしましょう。また、少し湿った状態でのばして干すと、乾いた時もしわが少なく手間なくお使いいただけます。
こまめなお手入れで毎日清潔な状態に
日々のこまめなお手入れも大切です。寝具にはダニや雑菌が繁殖しやすいため、汚れがついたところを部分的にこまめに拭くだけでも変わってきます。日々のこまめなお手入れでお洗濯ができない日でも清潔に。
3.冬の乾燥にも注意!枕カバーの洗濯頻度と冬場のお手入れ方法
睡眠中の皮脂や髪の毛がカバーに付着する
冬場はあまり汗もかかないし、夏場ほど洗濯をしなくても…。と思っていませんか?冬でも寝ている間に思っている以上に寝汗や皮脂、髪の毛などの汚れが付着しています。なので、週1~2回を目安にお洗濯をして清潔に保つことが大切です。
洗い方や洗濯機の使い方で生地を傷めないようにする方法
枕カバーを裏返しにし、洗濯ネットに入れて洗うことで、より洗濯時の摩耗を減らし、生地が傷みにくくなります。また、シルクなどのデリケートな素材の枕カバーは洗濯機では洗えず、手洗いが必要になる場合もありますので、洗濯表示を確認してからお洗濯しましょう。
4.もう間違えない!枕カバーの正しい洗濯方法と頻度について
週に1~2回程度の洗濯が適切とされている
洗濯頻度は、週に1~2回程度が適切とされています。ただし、汚れがひどくついた時やべたつきを感じた時はその都度洗って清潔に保つことが大切です。生地の素材によっては、手洗いが必要な場合がありますので、洗濯表示を確認し、洗濯方法を調べてから正しい方法で洗いましょう。
洗濯機を使用する場合はネットに入れることで部分的な摩擦を防ぐことができる
洗濯機を使用する場合は、摩擦による生地のダメージをできるだけ減らすために、枕カバーを裏返してネットに入れて洗うことをおすすめします。枕カバーの傷みを軽減し、より長く使用できるように取り扱うことが大切です。
漂白剤を使用する場合は必ず注意点を確認すること
漂白剤を使用する場合は必ず洗濯表示に従い、適切な使用方法を確認することが大切です。漂白剤は、生地の傷みを早めたり、せっかくの生地の風合いを損ねてしまったりしますので、必要のない時には使わないようにしましょう。適切な洗濯方法と頻度を守り、清潔な枕カバーで健康的な睡眠環境を作りましょう。
みなさんから頂く、リネンの洗濯に関するよくあるご質問をまとめております
1.枕カバーは何日ごとに洗えばいいですか?
枕カバーを洗う頻度の目安は、週1回~2回ほどです。皮脂やフケなどで季節に関係なく枕カバーには汚れが付着してしまいます。また、ファンデーションなどの化粧や髪の毛のワックス、よだれなどで汚れてしまった場合は、その都度洗って枕カバーを清潔に保ちましょう。
2. 枕カバーを取り替える頻度は?
可能であれば毎日枕カバーを変えるのがおすすめですが、毎日の洗濯は負担がかかりますので、週1回~2回を目安に取り替えて清潔に保つようにしましょう。
つくるカバー店長
岩本悠資プロフィール
所属 | 岩本繊維株式会社 代表取締役社長 |
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出身 | 1983年10月 京都生まれ |
経歴 | 同志社大学経済学部卒業。広告代理店入社、営業部配属。岩本繊維入社後、日本全国の寝具専門店、家具店などの小売店への卸営業活動を経て、自社ECサイト「Living Mahoroba楽天店」「つくるパジャマ」オープン。 睡眠健康指導士のアプローチで快眠に関する知識や寝装品、パジャマ選びなどの情報をブログで発信。 |
資格 | ・上級睡眠健康指導士(第553号)、日本睡眠教育機構所属。 (https://jses.me/) ・通販エキスパート検定3級(310010270093)、一般社団法人 通販エキスパート協会所属。(https://tsuhan-exa.org/) ・京セラ創業者稲盛和夫氏を塾長とする経営勉強会「盛和塾」所属。(盛和塾は2019年12月閉塾) (https://www.kyocera.co.jp/inamori/contribution/seiwajyuku/about.html) |