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カバーペディア

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布団カバー綿100 おすすめ | 特徴と季節に合わせた選び方

就寝時に使用されているお布団カバーは、掛け布団カバーと敷き布団カバーの2種類があります。それぞれどんな特徴があるのでしょうか。
また、生地の素材も様々なものがあります。今回は、綿100%の素材について、メリットやデメリットを含め、季節に合わせた選び方をご紹介いたします。お布団カバー選びの参考になるように、お布団カバーの特徴や季節に合わせた選び方を詳しくみてみましょう。
当店では綿100%以外にも麻100%など天然素材を使用したカバーやシーツを取り扱っておりますので、最後にご案内いたします。

1.掛け布団カバーの特徴と条件

掛け布団カバーとは

掛けカバーとは、汚れや摩耗から掛け布団を守ってくれる人の上に被せる掛け寝具のを覆う布の事をいいます。
元々は布団本体の汚れ防止が主な目的で、素材の種類も多くなく、いわゆるブロード生地と呼ばれるものがほとんどでした。
1960年頃はまだ掛け布団カバー自体がそこまで流通しておらず、各家庭で手ぬぐいを縫製して衿元だけを汚れないように簡単にお手製カバーを作ったりしていました。それが1970年頃から布団もカバーも比較的手に入れやすい価格で市場に流通して、みんなが買い求めるようになったのです。
ちなみに羽毛布団が普及しだしたのが1980年頃で、それまでは綿わた布団が主流でした。市場に出回りつつも、自分でわた入れをしてお手製布団を作る家庭もまだまだ多かったみたいです。
なので、掛けカバー自体にあまり価値を見出されることが少なくて、「カバーは布団本体の付属品」くらいの扱いでした。「布団は高いものが良いが、カバーは安価なもので良い」というのが一般的な通念だったのです。しかし、掛け布団カバーは快眠のために欠かせない立派な寝具です!つくるカバーでは海外製も含め多種多様なデザインにあわせて仕様をかえて簡単オーダーメイドが可能です。掛け布団のサイズに応じて選択肢をお選びオーダーください!

掛け布団カバーのメリット

カバーをした方が暖かい

掛け布団にカバーをしないと、布団の中にスキマ風が入ってきて寒い思いをすることもあります。中材がパンパンに詰まっている生地がパリッと張っているなどの掛け布団の場合、布団が体に密着することなくスキマが出来るので、部屋の冷たい空気が布団内部に入ってきやすくなります。掛け布団カバーは冷たい風から身を守ってくれるのです!

汚れや傷から守る

布団カバーをした方が、布団の綿ぼこりが立ちにくいというメリットもあります。目では見えませんが、使っているうちに、布団からは綿ぼこりがたくさん出ています。その点布団カバーをしておけば、綿ぼこりが飛散しにくいので、掃除も楽にできます。また、ホコリなどハウスダストにアレルギーがある人も安心できます。なお、埃が気になる人は、埃の出にくい布団を使うのも一つの手です。また、犬や猫などの動物と共同生活をされている方は、「布団の上で粗相をされた。」「一緒に寝ていたらよだれで布団がベトベトになった。」「季節の変わり目に布団が抜け毛だらけになった」などの経験をされたことはないでしょうか?これらの被害も布団にカバーをつけていればある程度抑えられるのです!布団を汚されてクリーニングに出すなんてことになる前に、カバーをかけておくことをおすすめします!

カバーを掛けると寿命が延びる

昔に比べ、最近は洗えるタイプの布団が増えてきました。丸ごと洗えるんだから、カバーなんていらない、と考えるかもしれませんが、たとえ洗えるタイプの布団であっても、布団カバーは使った方が良いです!なぜなら、布団カバーを掛けた方が布団が長持ちし、寿命が延びるからです。上記で述べた通り、布団カバーをかけないと、布団が汚れやすくなり、傷つきやすくなります。側生地も損傷して、中綿に汚れが染みたり、吹き出しやすくなるでしょう。ぜひ布団カバーを使用して布団の寿命を延ばしましょう!

布団カバーは洗濯しやすい

毎日使っている布団は考えている以上に汚れています。本来、布団を清潔に保つためには、最低でも1週間に1回は洗濯した方が良いのですが、毎週布団を洗濯することは、たとえ洗える布団であっても大変で、非現実的です。洗濯機に入らないケースもあり、水を吸った布団を干すのは一苦労です。干すスペースも必要になり、力も必要となります。また、乾きにくいため、本当に天気が良くて、日差しが強く、空気の乾燥した日でないと、夜までに乾かないのではないでしょうか。そうすると、今晩は布団が乾いてないから、布団無しで寝ましょう。ということになってしまいます。その点、布団カバーは洗濯しやすいく、乾きやすいです。何枚か布団カバーを持っていれば、焦って洗濯する必要もなく、乾かなくても安心できるでしょう。

2.敷き布団カバーの特徴と条件

敷き布団カバーとは

敷き布団カバーとは、敷き布団の裏表両面を覆い、汚れや摩耗から守ってくれるカバーのことをいいます。

大まかに分類すると、下記の種類になります。

  • 綿わたの敷き布団(とじ糸でとじてある昔ながらの敷き布団)
  • 羊毛 100% 敷き布団
  • 羊毛混固わた敷き布団 / ポリエステル固わた敷き布団
  • ムアツふとん、ロマンスエコー、整圧敷き布団などの健康マットレス系敷き布団

綿わたの敷き布団

木綿わたは吸湿性・保温性に優れています。木綿の繊維は、中空で天然のよじれ構造をもっているため日干しをすることにより、吸収した湿気を放湿するとともにあらゆる繊維の中で最も優れた「かさ高性」の回復力をもっています。
また、木綿わたは寝返りを打ちやすい適当な硬さとクッション性が特徴で、特にインド、パキスタン産のデシ綿(繊維が太く短いもの)と呼ばれる綿花は敷き布団に適しています。 嵩高性は劣りますが支持性に優れています。

羊毛 100% 敷き布団

羊毛わた木綿わたやポリエステルわたと比べて、弾力性があります。毛がチリチリとちぢれている(専門的にはこのちぢれを「クリンプ」と呼びます)ため、天然のバネのような働きをするからです。そのため、体圧がきれいに分散されるので気持ちよく寝られます。また、羊毛はタンパク質性ということもあり、吸湿性にもすぐれています。その上、放湿性(吸った湿気を吐き出す性質)にもすぐれているので、ムレにくさはさまざまな敷布団の中でもピカイチです。

羊毛混固わた敷き布団 / ポリエステル固わた敷き布団

羊毛混固綿敷きふとんとは、中心部にポリエステル綿を使い、その周りにウールとポリエステルを巻いた敷き布団のことをいいます。羊毛混固綿敷きふとんの中心部は、圧縮したポリエステル綿を使っています。固綿とは、ポリエステル繊維などをフェルト化した厚手のシートのことで、敷布団の中芯として用いられているものです。また、羊毛混固綿敷きふとんには、さまざまな形態や種類がありますが、3層式や2層式などがよく知られています。

ムアツふとん、ロマンスエコー、整圧敷き布団などの健康マットレス系敷き布団

ムアツふとんや西川エアーなど、健康マットレス系の敷き布団は、一定の厚みがあり、長方形のマットレスタイプの睡眠の質を高めるための敷き布団です。三つ折りや丸めてバンドでとめるタイプなどがあります。いずれも、押し入れに入る大きさに作られ、上げ下ろしが可能な重さです。健康マットレス系敷き布団は、通常の敷き布団と異なり、角は直角で、厚みがありますので、きちんと装着可能な専用のシーツがあります。いずれも、底部にゴムが入ったワンタッチタイプのシーツです。シーツのサイズや説明書きをご確認いただき、お使いやすい、お求めやすいシーツをお使いください。

つくるカバーでは厚みを考慮して、あつらえることも可能ですので、最近多くなってきている極厚タイプの敷き布団にも対応可能です。分厚い敷き布団もかぶせやすいコの字やL字のファスナーもオーダー可能です。ぜひご相談ください。

3.綿ってどんな生地?

綿とは?

まずはじめに「綿」とは、木綿の種から取れる「種子毛(しゅしもう)」の事をいいます。簡単にいうと、綿(ワタ)の木の種を守るために生える白いふわふわした部分が綿(コットン)になる、という事です。原産は約8000年以上前のメキシコといわれており、そこからインド・エジプトを経てヨーロッパ・中国へ、日本には平安朝初期に中国から輸入されました。主要生産国は、アメリカ・中国・インド・エジプトなどで、国土が狭い日本ではほとんど栽培されていません。また3年以上合成化学物質を使用していない農地で、合成化学肥料を使わずに育てられたものは「オーガニックコットン」と呼ばれ、環境面からも高い評価を受けています。

綿の特徴について

吸水性・通気性に優れている

綿の大きな特徴として、いちばん大きな部分が吸水性です。リネンの様に天然繊維の中には綿よりも優れた吸水性を持つ素材もありますが、ポリエステルなどの化学繊維と比べるとはるかに優れた吸水性を持っているのがコットンです。また吸水した水分は外に発散されるので、通気性が良く衣料品などは全シーズンで快適に過ごすことが出来ます。

柔らかい肌触り

綿はもともとが種子を守るための繊維なので、ザラザラ・チクチクとした肌触りはほとんどありません。また綿繊維は天然撚りと呼ばれる「ねじり」を持っているため、非常に紡ぎやすく、紡ぐ強さによって柔らかくしたり硬くしたりと用途に合わせて最適な風合いを作ることが出来るのも特徴です。

染色しやすい

上記にも書いたように、吸水性が高い為、染色性にも優れています。そのため、様々な染め方ができ、染料の種類はもちろんですが、繊維・糸の状態で先に染めてから織り上げる「先染め」。布の状態になってから染める「後染め」。化学繊維では難しい、製品化してからの染色もコットンなら可能です。また発色性にも優れているので、思い通りの色に出来るのも魅力の一つです。

取り扱い上の注意点

綿はシワになりやすく、縮みやすいといった特徴があり、これは優れた吸水性が逆に作用しています。お洗濯の時に綿が水分を含むと、繊維が膨らみ、糸自体が太くなってしまいます。乾燥させると引っ張られた糸は短くなり、縮んでしまう場合があります。縮むことでシワもできてしまいます。綿100%でも生地よって縮み具合は異なるので注意しましょう。これは天然繊維の綿ならではの性質のため、どうしても縮みはつきものですが、しっかりと伸ばしてから干すことでだいぶ避けることができます。また、直射日光や紫外線に当て続けると生地の強度が下がり、また黄ばみの原因にもなる事があります。干す時は直射日光を避けて、風通しの良い日陰で干すと痛みが少なく、より長くご使用いただけます。

4.綿100%布団カバー季節のおすすめ

春・秋におすすめ!ダブルガーゼ!

花柄ダブルガーゼ

花柄ダブルガーゼ Royal Rose

ほどよいバランスで深みとかわいらしさを併せ持つ上品なローズ柄。お布団カバー、シーツとしてはもちろんクッションカバーで取り入れてインテリアとしてもお部屋になじみ、気分はまるで西洋のよう。また、通気性と保温性も高く、春秋をはじめ一年中お使いいただけるダブルガーゼでやさしく包み込まれるほどにこころも身体にも癒しを与えます。
さらに、小ロット生産が可能なインクジェットプリントにもかかわらず高いクオリティーを持つという環境にやさしくうれしいダブルガーゼです。

花柄ダブルガーゼ petit flora

様々なかわいらしいお花をぎゅっと詰め込んだフレンチカジュアルなテイストのカバー。お布団カバー、シーツとしてお部屋の主役として取り入れてもよし、枕カバーやクッションカバーでアクセントにもできるお花柄です。また、通気性と保温性も高く、春秋をはじめ一年中お使いいただけるダブルガーゼでやさしく包み込まれるほどにこころも身体にも癒しを与えます。
さらに、小ロット生産が可能なインクジェットプリントにもかかわらず高いクオリティーを持つという環境にやさしくうれしいダブルガーゼです。

80オーガニック超長綿ダブルガーゼ

とっても細い80番手の超長綿コンパクト糸を使用した軽くてふんわり柔らかいオーガニックコットンダブルガーゼ。細い糸を使用しているので、なめらかで肌触りのよい生地です。
昔ながらの和晒製法で全工程で約48時間じっくりと時間をかけ、生地にストレスをかけずに仕上げるため、生地本来の風合いの良さを引き出し、とても柔らかくやさしい肌触りのガーゼに仕上がっています。春秋はもちろん、一年を通して使用できるダブルガーゼです。軽いので羽毛布団とも相性抜群!

40オーガニックコットンダブルガーゼ

トルコのイズミルで育てられた、オーガニックコットンを使用したダブルガーゼ。
「農場と紡績工場の特定」ができる、TRACEABLE(追跡可能な)トルコオーガニックコットンの豊島株式会社のオリジナルブランド「TRUECOTTON」です。農場から紡績まで一貫管理ができるため、生産者の顔が見れるので、安心安全なオーガニックコットンです。
昔ながらの和晒製法で全工程で約48時間じっくりと時間をかけ、生地にストレスをかけずに仕上げます。そのため、生地本来の風合いの良さを引き出し、とことん柔らかいガーゼに仕上がっています。通気性もよく、一年を通して使用できるダブルガーゼです。

ピーチフレッシュダブルガーゼ

安心の日清紡テキスタイルピーチフレッシュ抗菌防臭加工生地使用。毎日使う寝具にこそ、汗臭の原因となる黄色ブドウ球菌の増殖をおさえ快適に使用できるピーチフレッシュダブルガーゼカバーがおすすめです。洗えば洗うほどふわふわになる点結ダブルガーゼは、ふっくらふわふわで通気性抜群。汗かきさんや肌の弱い方に、1年中使えるカバーです。

ペイズリーダブルガーゼ

安眠を与えるペイズリー柄で高級感あふれる上質な寝室に。
ふわふわ綿100%ダブルガーゼは洗えば洗うほど柔らかくやさしい肌触り。
お肌に優しく、デリケートな肌の方も安心です。

夏におすすめ!一重ガーゼ!

80オーガニック超長綿一重ガーゼ

希少価値の高い超長綿の80番手コンパクト糸を使用し、さらに和晒加工をすることで、究極の軽さと通気性、そして柔らかさを実現!約57%の軽量化で半分以下の軽さ(当社比)で、するんとなめらかな肌触りのやさしいガーゼ生地です。
昔ながらの和晒製法で全工程で約48時間じっくりと時間をかけ、生地にストレスをかけずに仕上げます。そのため、生地本来の風合いの良さを引き出し、柔らかいガーゼに仕上がっています。通気性も約2倍(当社比)と大変優れているので、真綿布団のメンテナンスにもよく、ダウンケットや羽毛布団との相性も抜群で、夏に限らず通年お使いいただけます。

冬におすすめ!コットンスムース!

40オーガニックコットンスムースニット

トルコのイズミルで育まれたオーガニックコットン使用のスムースニット。
椿油・植物由来のエキス配合で一般的なスムースニットに比べ保湿力と肌触りがアップ!エアータンブラー加工でふんわりとボリュームを加え、お肌に優しいニット生地です。インテリアにも合わせやすいカラーバリエーションなので、お部屋のイメージに合わせてお選びください。

つくるカバー店長
岩本悠資プロフィール

岩本悠資

所属 岩本繊維株式会社 代表取締役社長
出身 1983年10月 京都生まれ
経歴 同志社大学経済学部卒業。広告代理店入社、営業部配属。岩本繊維入社後、日本全国の寝具専門店、家具店などの小売店への卸営業活動を経て、自社ECサイト「Living Mahoroba楽天店」「つくるパジャマ」オープン。
睡眠健康指導士のアプローチで快眠に関する知識や寝装品、パジャマ選びなどの情報をブログで発信。
資格 ・上級睡眠健康指導士(第553号)、日本睡眠教育機構所属。
https://jses.me/
・通販エキスパート検定3級(310010270093)、一般社団法人 通販エキスパート協会所属。(https://tsuhan-exa.org/
・京セラ創業者稲盛和夫氏を塾長とする経営勉強会「盛和塾」所属。(盛和塾は2019年12月閉塾)
(https://www.kyocera.co.jp/inamori/contribution/seiwajyuku/about.html)

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