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綿とコットンの違いとは?特徴やメリットまで解説

「綿100%」「オーガニックコットン」などお洋服やシーツなどをお買いものされる際に目にされることも多いのではないでしょうか。綿?コットン?それぞれ違うものなのか、どういう特徴があるのかなど詳しく解説していきたいと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

1.「綿」と「コットン」は違うの?

綿とコットンの種類は違う?

まず「綿」と「コットン」は、日本語の表現か英語の表現かの違いだけなので指しているのは同じものです。


綿(コットン)とは

そもそも綿(コットン)とは、綿花から取れる繊維のことであり、世界中で最も広く栽培されている天然繊維素材の一つです。様々な品種が存在し、品種改良によって生産性や繊維の機能向上が進められています。世界中で多くの人々が日常的に利用しているコットンは、天然素材でありながら、高い快適性と利便性を提供することから、これからも多くの人に広く利用され続ける素材であると言えます。

またコットンは、農薬や化学肥料の使用による環境への影響や、水不足の問題などが指摘されていますが、持続可能な栽培方法やリサイクル技術の開発が進められています。近年農薬や化学肥料を使用せず、持続可能な栽培方法で育てた綿花から繊維を取る「オーガニックコットン」は、栽培方法で環境への影響を最小限に抑えています。さらには働く人々の健康や労働環境にも配慮した栽培方法が求められており、持続可能なファッションの一環として注目を集めており、今後もさらなる発展が期待されています。

2.コットン・綿はどんな素材?

綿(コットン)の特徴

綿は、柔らかさがあり、通気性が高く、水分を吸収しやすい天然繊維素材です。綿の繊維は細く柔らかいため、肌触りがよく、肌触りが良いことが特徴です。また、綿の繊維には吸水性に優れた性質があるため、汗をかいたときでも快適にご使用できます。さらに、綿の繊維は自然素材であるため、肌に優しく、アレルギーの原因になりにくいという利点があります。これらの特徴から、綿素材は衣類や寝具、タオルなどの日常生活に欠かせない素材として、広く愛用されています。

綿(コットン)のメリット

綿素材は、天然繊維素材の中でも人気が高く、多くのメリットがあります。

・肌触りが柔らかく、通気性が高いため、快適な使用感
・水分を吸収しやすいため、汗をかいたときにも肌が蒸れずに清潔を保ちやすい
・お肌に優しくアレルギーの原因になることが少ない

これらのメリットから、綿素材は、衣類や寝具、タオルなどの日常生活に欠かせない素材として、幅広く愛されています。

綿(コットン)のデメリット

綿(コットン)は、天然繊維素材の中でも広く利用されていますが、一方でデメリットがあります。

・水を吸収しやすいために長時間濡れたままになると腐りやすく、カビや臭いの原因に
・繊維が柔らかいため、摩擦や引っ張りなどの力が加わると繊維が傷みやすい
・しわになりやすく、アイロンが必要な場合も

これらのデメリットを踏まえたうえで、使用する際には、適切な手入れを行い、配慮することが必要になってきます。

4.当店おすすめの綿(コットン)製品

オーガニックインド超長綿サテン

コットンでありながらシルクのような滑らかさと光沢の超長綿サテンを使用した環境に配慮したオーガニックコットン100%のカバーリング。綿の全生産量の5%ほどしかとれない貴重な超長綿は肌にすいつくようなドレープ性とソフトな風合いで、まるでファーストクラスの寝心地、布団からでたくなくなります。


BHカラー

新元号・令和の意味である”美しい調和(=BEAUTIFUL HARMONY)”をコンセプトにした定番の 無地カラーシリーズです。ほどよい糸の太さ(糸番手)と密度で、柔らかすぎず固くなりすぎず、耐久性を損なわないバランスのよい綿100%、ブロード織りの生地です。日本で染め、加工を行ったクリアな染色が大変美しい生地を京都で職人が1点1点丁寧に縫製する安心の日本製です。


40オーガニックコットンスムースニット

寝ている間もお肌を保湿するしっとり滑らかな肌触りのスムースニット。椿油・植物由来エキスを配合しているので、一般的なスムースニットに比べ保湿力がアップ!伸縮性もあるので、寝具にもしっかりフィットしてくれます。介護用の電動ベッドやリクライニングベッドにもおすすめです。


ここでは紹介しきれませんでしたが、つくるカバーではたくさんのコットン・綿製品を取り扱っております!ご興味をお持ちいただきましたら、ぜひ詳細を下記からご覧ください。

さいごに

綿(コットン)を深く知って、素材選びに役立てよう

以上、普段何気なく耳にする「綿」や「コットン」についてご紹介しました。
既に皆さんの身の周りにも綿製品が多く流通しており、身近な素材になっていますがメリットやデメリットなどを知ったうえで今後のお買い物のご参考にいただけましたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

つくるカバー店長
岩本悠資プロフィール

岩本悠資

所属 岩本繊維株式会社 代表取締役社長
出身 1983年10月 京都生まれ
経歴 同志社大学経済学部卒業。広告代理店入社、営業部配属。岩本繊維入社後、日本全国の寝具専門店、家具店などの小売店への卸営業活動を経て、自社ECサイト「Living Mahoroba楽天店」「つくるパジャマ」オープン。
睡眠健康指導士のアプローチで快眠に関する知識や寝装品、パジャマ選びなどの情報をブログで発信。
資格 ・上級睡眠健康指導士(第553号)、日本睡眠教育機構所属。
https://jses.me/
・通販エキスパート検定3級(310010270093)、一般社団法人 通販エキスパート協会所属。(https://tsuhan-exa.org/
・京セラ創業者稲盛和夫氏を塾長とする経営勉強会「盛和塾」所属。(盛和塾は2019年12月閉塾)
(https://www.kyocera.co.jp/inamori/contribution/seiwajyuku/about.html)

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