カバーペディア
寝具や睡眠の大切さ。繊維、生地などの素材、オーダー実績など、役立つお話満載です。
- #オーガニックコットン
- #オーガニックコットンシンカーパイル
- #オーダーメイド
- #オールシーズン
- #シンカーパイル
- #タオル地
- #綿100%
- 2023/02/20
シンカーパイル シーツ 特徴|おすすめの理由やメリットご紹介
こんにちは!みなさんはシンカーパイルについてご存じでしょうか。
当店つくるカバーにはシンカーパイルとオーガニックシンカーパイルの2種類を取り扱っています。それぞれどんな違いがあるのでしょうか。今回はシンカーパイルについて詳しく説明します!
お布団カバー選びの参考になるように、シンカーパイルの特徴やメリットを詳しくみてみましょう。
最後には当店のシンカーパイルのシーツをご案内いたしますのでぜひご覧ください。
1.シンカーパイルとは
シンカーパイルは柔らかい肌触りでふんわりと触り心地の良い生地(タオル地)です。パイルは表面がループ状になっていることによって表面積が大きく吸水性が高く、空気の層が出来るので保温性が高くなるので夏は汗をかいてもさらさらで冬はふんわり暖かくオールシーズン快適にお使いいただける生地です。
シンカーパイルのメリット
・とにかくシワになりにくい!
大きなカバーになればなるほどアイロンがけが大変!つくるカバーでもお客様からも「しわになりにくいカバーがほしい」とご要望のお声をいただき商品開発に至りました。
シンカーパイルは洗濯後もしわがつきにくく、アイロンをしなくても整った寝室の印象を与えます。またふんわりと柔らかく、汗をかいてもべたつかずに心地よい肌触り。繊維産地である栃木県足利市で、編み染めまで行っています。
・ニット素材で快適!のびのびフィット!
肌に当たる部分は綿100%で、ずっと触りたくなる柔らかくとっても気持ち良いニット生地。地糸はポリエステルを使用しているため、縮みにくいのに伸縮性もあります。
伸縮性があると寝具への沿いが良いため、点で支えるマットレスの凹凸も一般的な織り生地よりも感じやすい。また、角度の変わるリクライニングベッドや介護用のベッドなどにもおすすめのニット素材です。※このパイル生地は引っ張って装着することを目的とした商品ではございません。寝具に合わせたサイズ選びをお願いいたします。
・冬も夏もオールシーズン使える!
シンカーパイル(タオル地)は季節を問わずオールシーズンお使いいただける優れもの!肌に触れる部分は綿100%のループ状になっており、冬は糸と糸の間にたっぷりと空気を含むので、ぬくもりをため込んであたたかさをキープしてくれます。また、夏はループ状に編まれた糸がしっかりと汗や湿気を吸収してくれるので、サラッと快適な状態を保ってくれます。春秋ももちろん、ぎゅっとしたくなるやさしい肌触りに癒されます。
2.オーガニックコットンシンカーパイルとは
オーガニックコットンの世界最大流通量を誇るインドの綿花を使用した柔らかい肌触りのタオル地です。インド綿は柔らかくサラッとしたソフトな肌触りでふわっとしたボリュームがありつつ、重くなりすぎない程よい厚み。オールシーズン季節を問わずお使いいただけます。オーガニックコットン100%で環境にも綿花栽培に携わる人たちにもやさしい生地です。
オーガニックコットンシンカーパイルのメリット
・環境に優しい!
シンカーパイルは柔らかい肌触りでふんわりと触り心地の良い生地(タオル地)です。オーガニックコットンの世界最大流通量を誇るインドの綿花を使用しています。インド綿は柔らかくサラッとしたソフトな肌触りが特徴です。ボリュームがありつつ、重くなりすぎない程よい厚みで、オールシーズン季節を問わずお使いいただけます。オーガニックコットン100%で環境にも綿花栽培に携わる人たちにもやさしい生地です。
普通のコットン栽培では、化学肥料や殺虫剤、除草剤などの多くの農薬が使用されており、綿花栽培をすると土壌汚染や水質汚染など地球環境への負担、綿花栽培をする人たちへの人体への影響がとても大きいのです。
オーガニックコットンとは、農薬や肥料などを厳しく管理されたオーガニック農産物の生産方法基準に従い、2~3年以上のオーガニック農産物などの生産実践があり、認証機関に認められた農地で育てられた綿花のことです。このようにオーガニックコットンと名乗ることができるようになるまでには、長い年月と大きな努力が必要です。そして、綿花の栽培だけではなく、製品としてできあがるまでのすべての製造工程においても、化学薬品の使用による健康負荷・環境負荷を最小限に抑えています。また、綿花を栽培する人たちの健康や安全、児童労働の禁止といった、働く人の環境も守って作られています。従来のコットン栽培と比べると、水質汚染を約98%も抑えることができ、環境に配慮した世界のハイブランドでも続々採用されています。
オーガニックの世界基準であるGOTSの認証を受けています
日本では日本オーガニックコットン協会の認証が有名ですが、2002年、オーガニック繊維に関する基準が沢山あったため、認証方法を統一して共通のオーガニックコットンの世界基準 GOTSが作られました。それに伴い岩本繊維も世界基準のGOTSの認証に移行しております。(岩本繊維はつくるカバーの運営元です)
長く使えるカバーを作ることが地球にいいこと
オーガニックコットンは綿花栽培はもちろん、製品加工過程時においても合成化学物質を使用せず、その生産に関わるすべての人々の労働条件にも配慮してつくられています。このようなオーガニックコットンを選択し、製品を使うことで地球環境の改善や栽培に携わる人たちの健康を守り、貧困や世界の子どもたちの生活環境の改善にもつながっていくのではないかと考えています。つくるカバーでは天然繊維にこだわって化学物質を使用せず、お客様が必要なサイズをオーダーメイドでお作りするため、在庫を持たず余分なものをつくりません。また、3年保証で修理を行うなど、使い捨てではなく、長い期間ずっと愛用いただけるものづくりをすることが一番地球環境によく、サスティナブルな行動につながると考えています。
・肌触り抜群のタオル地
ふっくらとしてサラッとソフトな肌触りでやみつきになる気持ち良さ!ごろっと寝っ転がるとやさしいタオル地の触り心地に癒されます。繊維産地である栃木県足利市で、編み染めまで行っています。柔らかく伸縮性のある生地で、肌に当たる部分はオーガニックコットン100%で、ずっと触りたくなる柔らかくとっても気持ち良い生地。地糸はポリエステルを使用し、縮みにくく伸縮性もあり寝具にフィットしてくれます。長すぎないパイル長すぎるパイルだと爪などが引っかかってしまったり、お洗濯時やお洗濯後に毛羽が落ちすぎたりしてしまいます。オーガニックコットンシンカーパイルは、パイルが長すぎず、お体や物にも引っかかりにくいので、赤ちゃんや幼いお子様にもおすすめです。細い40番手糸を使用したシンカーパイルは、特別やわらかくふんわりした仕上がりになっています。目付180g/mなので、ボリュームがありつつも重くなりすぎない生地です。
・冬も夏もオールシーズン使える!
シンカーパイル(タオル地)は夏でも冬でも春秋でも季節を問わずオールシーズンお使いいただける優れものです!肌に触れる部分は綿100%のループ状になっており、冬は糸と糸の間にたっぷりと空気を含み、ぬくもりをため込んであたたかさをキープしてくれます。また、夏はループ状に編まれた糸がしっかりと汗や湿気を吸収してくれるので、サラッと快適な状態を保ってくれます。春秋ももちろん、ぎゅっとしたくなるやさしい肌触りに癒されます。
3.シンカーパイルのシーツ特徴
タオル地のシーツの特徴は、
- 吸水性の高さ
- やわらかな肌触りの良さ
- ひんやりしない触感
- パイル地のため、しわが目立たない
- 伸縮性があり、布団やベッドにフィットして使いやすい
点があげられます。
タオル地シーツは、1年中お使いになる方、と、夏か冬、どちらかにしか使わない方もいらっしゃいます。
- 夏の汗対策にお使いになられる方は、タオルシーツの吸水性の高さを評価
- 冬の寒さ対策でお使いになる方は、タオルシーツのやわらかさや、ひんやりしない触感を評価
されているようです。この点は、他のシーツと異なる面白い点です。
タオルシーツは、布団用、ベッド用、どちらも販売されています。
また、タオル地のシーツは、パイルの部分が、綿100% と、ポリエステルと綿の混紡があります。
パイル部分が綿100%のタオル地シーツは、よりタオルに近い肌触りで、さらっとさっぱりとした、タオルの感触がお好みの方におすすめです。
パイル部分が、ポリエステルと綿の混紡のタオル地シーツは、綿100%に比べ、肌触りがやわらかで、乾きやすさがあります。
・汗かきの方のシーツの選び方
汗かきの方、夏の汗対策をメインにお使いになる方は、パイル部が、綿100% のタオル地シーツがおすすめです。
綿100%のパイルは、さらっとして、素材に熱を持ちにくく、吸水性もあります。一般的な綿の生地のシーツで眠ると、シーツが汗でぐっしょりと湿ってしまい、不快さを感じる方にも、喜ばれているシーツです。
・やわらかな感触がお好みの方の、タオル地シーツの選び方
ふんわりとした、やわらかな肌触りのシーツがお好みの方は、パイル部分に、ポリエステルが混紡されたタオル地シーツがおすすめです。綿のパイルより、糸がやわらかで、肌にやさしさがあります。
一般的なタオルの肌触りの印象より、ずっと軟らかさを感じていただける素材のシーツです。ふんわりとした感触が、お好みの方は、ぜひ、パイルにポリエステル素材が混ざったタイプのタオル地シーツ、パイルシーツをお使いになってみてください。
・タオル地シーツを使う際の注意点
タオル地のシーツで迷われている方は、洗濯の毛羽やほこりがあるのでは? と心配になられる方がいらっしゃいます。パイル素材ですので、通常の綿生地とは、異なった注意点があります。ご購入前に、注意点を知った上で、商品をお選びになると、効果いや、失敗が少なくすみます。
・パイル地のため、洗濯時、毛羽や繊維のほこりが気になることがあります
タオルと同様に、タオル地のシーツは、使い始めは特に、洗濯時、毛羽や繊維が、普通のシーツに比べると、気になることがあります。最初の何回かの洗濯は、他の素材とは、わけて、タオルシーツだけで洗濯するようにしましょう。
タオル地シーツは、商品の品質に差があり、安価な商品は、繊維のホコリが普通以上に気になることがあります。洗濯時や、布団やベッドに装着して、お使いになっている時も、繊維のホコリが気になるような商品は、快適さに欠けてしまいます。安価な商品には、注意して、品質の確かな商品を選ぶようにしましょう。
シンカーパイル織りや、マイヤー織りのタオル地のシーツは、パイルの糸の抜けにくいように、織られている素材です。数千円で、お求めいただけますので、タオル地シーツをお選びの際は、シンカーパイル織り、マイヤー織りのシーツをお選びになることもおすすめです。
・商品の品質によって、毛玉がでることがあります
パイル糸の品質によっては、タオル地シーツに毛玉ができてしまうこともあります。毛玉は、洗濯や、シーツとパジャマの素材の摩擦によって、発生します。
品質の違いで、毛玉ができやすい、できにくいといった商品があります。
商品の品質をきちんと見極めて、求めるようにしましょう。
・普通の生地のシーツに比べ、乾燥に時間がかかります
タオルの洗濯を想像していただくとわかりやすいですが、普通の生地のシーツに比べ、タオル地のシーツは、洗濯後の乾燥に時間がかかります。
乾燥して、晴れた日、時間の余裕をもって、洗濯するようにしましょう。また、洗い替えを用意しておくと、乾燥時間を気にしないですみます。洗い替えを別に用意しておくのもおすすめです。
・シーツは洗濯しやすい
毎日使っている布団は考えている以上に汚れています。本来、布団を清潔に保つためには、最低でも1週間に1回は洗濯した方が良いのですが、毎週布団を洗濯することは、たとえ洗える布団であっても大変で、非現実的です。洗濯機に入らないケースもあり、水を吸った布団を干すのは一苦労です。干すスペースも必要になり、力も必要となります。また、乾きにくいため、本当に天気が良くて、日差しが強く、空気の乾燥した日でないと、夜までに乾かないのではないでしょうか。そうすると、今晩は布団が乾いてないから、布団無しで寝ましょう。ということになってしまいます。その点、シーツは洗濯しやすいく、乾きやすいです。何枚かシーツを持っていれば、焦って洗濯する必要もなく、乾かなくても安心できるでしょう。
タオル地シーツをお使いになったことがない方向けに、タオル地シーツの特徴をお伝えしました。汗でお悩みの方や、冬のシーツの冷たさが苦手の方、上記を参考に、お使いになってみてはいかがでしょうか。
4.当店おすすめのシンカーパイル シーツ
オーガニックコットンシンカーパイル マットレスシーツ
マチが付いていて、マットレスにピッタリフィットするシンカーパイルのマチ付きシーツ。裏面ゴムなので、脱着も楽々です!肌触り抜群のタオル地でお肌に当たる部分は綿100%!日本製で、環境に優しいオーガニックコットンを使用しています!淡くやさしいカラーバリエーションで、ほっと心休まるような5色展開。ナチュラルなお部屋にもいろんな雰囲気に合わせやすいシンカーパイル(タオル地)。冬も夏もオールシーズンご使用いただけます!
つくるカバー店長
岩本悠資プロフィール
所属 | 岩本繊維株式会社 代表取締役社長 |
---|---|
出身 | 1983年10月 京都生まれ |
経歴 | 同志社大学経済学部卒業。広告代理店入社、営業部配属。岩本繊維入社後、日本全国の寝具専門店、家具店などの小売店への卸営業活動を経て、自社ECサイト「Living Mahoroba楽天店」「つくるパジャマ」オープン。 睡眠健康指導士のアプローチで快眠に関する知識や寝装品、パジャマ選びなどの情報をブログで発信。 |
資格 | ・上級睡眠健康指導士(第553号)、日本睡眠教育機構所属。 (https://jses.me/) ・通販エキスパート検定3級(310010270093)、一般社団法人 通販エキスパート協会所属。(https://tsuhan-exa.org/) ・京セラ創業者稲盛和夫氏を塾長とする経営勉強会「盛和塾」所属。(盛和塾は2019年12月閉塾) (https://www.kyocera.co.jp/inamori/contribution/seiwajyuku/about.html) |