カバーペディア
寝具や睡眠の大切さ。繊維、生地などの素材、オーダー実績など、役立つお話満載です。
冬のおすすめボックスシーツ3選、選び方や素材をご紹介
冬の夜は良く冷え込み、暖房をつけることによってさらに空気が乾燥してしまいます。お布団に入ってもなかなか温まらずよく寝付けない方も多いのでは?お仕事や勉強など忙しい現代人のみなさま、睡眠を見直して翌日のパフォーマンスを最大限に発揮しましょう!
今回は素材の選び方からアイテムの特徴など、きっとご参考にしていただけるような冬用シーツの情報をご紹介いたします!
1.ボックスシーツについて
マットレスにおすすめのシーツ
ボックスシーツはマットレスをしっかりと覆うことが出来るのでずれにくく、外れる心配もありません。また、裏面にゴムが入っているのでフラットシーツなどの折り込んで使うシーツに比べてもセッティングが楽できれいに仕上げやすいシーツです。
冬場の生地は厚みがありそれに伴いカバーの重量もそれなりに重くなってしまいがち。他の季節に比べてもセットする負担が大きくなってしまうので、一人でも楽に扱えるボックスシーツはおすすめです。
また、2つのマットレスを合わせてボックスシーツをまとめて覆うようにおつくりすることも当店では可能です。マットレスを連結してお使いの方は下記のブログも是非ご一読ください。↓↓
シングルのベッドマットレスを3つ連結して1枚のボックスシーツで包みたい
ボックスシーツのお洗濯について
当店でも人気の高いボックスシーツですが、一つ難点を上げるとすると洗濯面です。冬場はお洗濯ものが乾きづらいうえにボックスシーツにはゴムが入っていてその部分は生地が重なっているので乾きずらいという点があります。
そんなボックスシーツですが、調べてみると工夫すれば乾きやすいような干し方が紹介されていましたので私も実際に試してみました。
用意するものは大きめのハンガー二つのみ!(写真は通常サイズのハンガーを使っています)写真のようにゴム部分をかけて干すと重ならず空気が通りやすく、普段は重なっている部分が湿っていないか確認していたのですが、均等に干すことが出来たので安心。また、取り入れたり持ち運びするのも楽に行うことができました。
2.冬のシーツの選び方
さて、ボックスシーツの特徴をご説明した後は素材選びのお話をしたいと思います。
素材は天然繊維がおすすめ
冬場はお布団からでるのも憂鬱になるほど、寒さに身体がストレスを感じやすい季節。眠りの質を向上させるためにも温かく、気持ちよく眠れるシーツ選びのポイントをお伝えします。
★おすすめポイント
・触り心地
・静電気が起こりにくい
・冬場の見落としがちな蒸れにも
触り心地
冬場には冬用の掛け布団を使っていてもシーツがヒヤッとしていると、交感神経が刺激され眠りにくくなってしまうことがあります。サテンなどのカバーの場合は特に布団に入ってから体温でじわじわと温かくなるまで我慢している方も多いのではないでしょうか。ですが、質の良い睡眠と体温は密接に関係しています。就寝前になるべく身体を温かくするためにも、肌触りがよく体温を急激に冷やさない肌触りのシーツをお選びいただくことがおすすめです。
静電気が起こりにくい
気温25度以下、湿度20%以上の気温が低く乾燥しやすい冬なると起こりやすくなる静電気。ストレスの原因になることもあるのです。直接お肌に触れるシーツこそ素肌との相性が素材をお選びいただくことがおすすめです。
上記の帯電列の図にもありますように静電気は二つの物体をこすり合せたときに、プラスの電気を帯びやすいものと、マイナスの電気を帯びやすいものがあり、帯びやすさの順番に並べたものを「帯電列」といいます。この帯電列がはなれているもの同士のほうが強い静電気が起こり、近いものどうしは弱いです。人の皮膚はプラスの電気を帯びやすく、ポリエステルはマイナスの電気を帯びやすいので静電気が起こりやすい組み合わせになります。それに比べて天然繊維の綿はプラスの電気を帯びやすく皮膚と近い帯電性のため静電気が起こりずらくなります。
冬場の見落としがちな蒸れにも
冬場は身体を温めることが重要とお伝えしましたが、温めすぎにも注意を払わなければいけません。うまく熱を放出できないと就寝中知らず知らずのうちに汗をかいてしまい逆に体を冷やしてしまうこともあります。
ポリエステル素材のマイクロファイバーやフリース生地のものは肌触りが気持ちよく温かいのですが、蒸れやすいこともありますので、これまでにそういった蒸れ感やべたつき感にお悩みの方は天然繊維の生地をお選びいただくのがおすすめです。
当店つくるカバーではオンラインの販売でありながらもご購入前に無料で生地をお確かめいただけます。生地サンプルのサービスはサイトからお申込みいただけますので機会があれば是非サンプルのお取り寄せからでもご利用いただければ嬉しいです。
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3.当店のおすすめ3選
当店つくるカバーで取り扱いのある、冬におすすめしたい生地を3点ご紹介します。冬だけではなく春秋と使っていただけるものもございますので、ぜひ参考にしてください。
コットンフリース
肌に触れる部分は天然素材の綿100%!フリースのような風合いとあたたかさを実現しました。毛布産地・泉州の井嶋織物による特許取得の千亀利織®。保温率約50%の抜群のあたたかさと3.5%の優れた吸放湿性で、寝ているときに汗をかいても蒸れにくく、朝まで快適に過ごしていただけます。両面起毛でふわふわと柔らかく肌触りの良い生地。接触冷感の値も低く、触れた瞬間にあたたかさを感じていただけます。
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40オーガニックコットンスムースニット
オーガニックコットン100%使用のスムースニット。
椿油・植物由来のエキス配合で一般的なスムースニットに比べ保湿力と肌触りがアップ!エアータンブラー加工でふんわりとボリュームを加え、お肌に優しいニット生地です。インテリアにも合わせやすいカラーバリエーションなので、お部屋のイメージに合わせてお選びください。
40オーガニックコットンスムースニット無料生地サンプル請求はこちら
フルテクトコットンスムース
シキボウ株式会社の抗ウイルス加工「フルテクト®」!フルテクト®とは、繊維上の特定のウイルスの数を99%以上減少させ、特定の細菌の増殖を抑制する加工技術です。綿100%で肌にもやさしく、やわらかいスムースニット生地。清潔感のあるカラーバリエーションで寝室も気持ちもさっぱりと!
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冬用以外をお探しの方はぜひ下記のブログも是非↓↓
ボックスシーツ 綿100 おすすめ | 特徴と季節に合わせた選び方
つくるカバーボックスシーツ一覧はこちら
4.さいごに
いかがでしたでしょうか。どんどん寒さが増していきこれから冬本番ですが、シーツを準備して寒い冬を乗り切りましょう!当店ではみなさまの冬を快適にできるよう商品の開発に努めてまいります!
最後までお読みいただきありがとうございました。
つくるカバー店長
岩本悠資プロフィール
所属 | 岩本繊維株式会社 代表取締役社長 |
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出身 | 1983年10月 京都生まれ |
経歴 | 同志社大学経済学部卒業。広告代理店入社、営業部配属。岩本繊維入社後、日本全国の寝具専門店、家具店などの小売店への卸営業活動を経て、自社ECサイト「Living Mahoroba楽天店」「つくるパジャマ」オープン。 睡眠健康指導士のアプローチで快眠に関する知識や寝装品、パジャマ選びなどの情報をブログで発信。 |
資格 | ・上級睡眠健康指導士(第553号)、日本睡眠教育機構所属。 (https://jses.me/) ・通販エキスパート検定3級(310010270093)、一般社団法人 通販エキスパート協会所属。(https://tsuhan-exa.org/) ・京セラ創業者稲盛和夫氏を塾長とする経営勉強会「盛和塾」所属。(盛和塾は2019年12月閉塾) (https://www.kyocera.co.jp/inamori/contribution/seiwajyuku/about.html) |