特殊な枕の形状やサイズにあわせたカバー｜実際に試してみた

一般的に多くみられる長方形の枕ではなく、安眠枕、快眠枕と呼ばれる、機能性を重視した特殊なサイズや形状の枕、オーダーメイド枕などは、従来の長方形のピロケースだと、サイズがうまく合わずにお困りではないでしょうか。今回、波（ウェーブ）型と頸椎支持型の特殊な形状の枕には、どのようなサイズの枕カバーを選べばよいのか、サイズの測り方や装着感などをご紹介いたします。枕カバーの選び方のご参考にしていただけますと幸いです。当店つくるカバーでは、オーダーメイド枕カバーをお作り可能ですので、お気軽にご相談ください。

１．試してみた枕の種類

今回は波（ウェーブ）型枕と頸椎支持型の枕で実際のサイズの測り方から装着感までを試してみました！
頭と首のカーブにあわせてフィットする波（ウェーブ）型は、横から見ると波のようになっていて、高さに差があり、低反発のウレタン枕です。また、首元部分と両サイド、後方部分の高さを調整できる頸椎支持型は、首元にカーブがあったり両サイドと中央部の高さに差があります。

２．試してみた枕カバーのご紹介

今回は長方形型ファスナータイプの枕カバーを試してみました！生地は当店のBHカラーです。
一般的な長方形の枕に使っていただく枕カバーですが、サイズをうまく合わせると特殊な形の枕にもお使いいただくことが可能です。

３．枕のサイズの測り方

枕の縦と横をぐるり一周それぞれ測ります。この一周の長さを半分にした長さが枕カバーのサイズになります。
その時注意したいことは、縦も横も一番高い部分でサイズを測ることが大切です！低いところで測ってしまうと、枕カバーが小さくなってしまい、枕が入らなくなってしまいます。

４．波（ウェーブ）型枕（ウレタン枕）

サイズ

今回実際に測ったサイズは、ぐるり一周が縦約78cm、横約122cmでした。この長さを半分にし、縦39cm、横61cmの枕カバーを作ります。

装着感

実際に装着すると、少し生地が余りたるむところはありますが、問題なく枕を入れることができました。高い部分にあわせているので、低い部分に少し生地があまります。低反発のウレタン枕なので、手のひらで押したり、頭をのせると少し生地のたるみがでてきます。

５．頸椎支持型枕

サイズ

今回実際に測ったサイズは、ぐるり一周が縦約86cm、横約138cmでした。ここの長さを半分にし、縦43cm、横69cmの枕カバーを作ります。

装着感

首元のカーブ部分は枕と形状が違うので余りが出ますが、そのほかはほぼぴったりとサイズが合いました。

６．洗濯前と洗濯後の装着感

洗濯前と洗濯後（アイロンがけ済）の枕カバーのサイズを比較すると、どちらの枕カバーも縦横ともに約0.5cm縮みがみられました。実際に枕に装着してみると、枕カバーの縮み分たるみがなくなり、よりぴったりフィットしました。
お洗濯後の縮みについては、生地の種類やお洗濯方法、干し方などで異なりますので、寸法変化率などを参考にご考慮ください。

７．まとめ

一般的な長方形の枕ではない、オーダーメイド枕やウレタン枕、特殊なサイズ・形状の枕でもサイズを測って合わせることができれば、長方形の枕カバーでも問題なく使用できることがわかりました。お使いの枕の専用カバーがない場合や、いろいろな柄や生地から枕カバーを選びたい場合は、サイズを測ってオーダーメイド枕カバーをお作りになってみてはいかがでしょうか。
当店では1cm単位でのサイズオーダーが可能ですので、枕のサイズに合ったものをお作りすることができます。サイズ選びなど迷われる方は、お気軽にご相談くださいませ。